【研修事例03】管理職向けハラスメント研修×建設業様
受講人数:30名
▼企業様のお悩み・課題
- 現場からハラスメント報告が上がってくる
- メンタルダウンしている社員が毎年何人かいる
- 加害者側は気づいていないことがあるので大きな問題になる前に研修で気づかせたい・・
- 注意したらすぐに「パワハラ」と言われるので、適切な指導ができず、部下とどう関わればいいかわからない管理職が増えている
▼当社のご提案
- ハラスメントを招く大きな要因は、誰もが持っている「アンコンシャスバイアス(思い込みと決めつけ)」です。相手に対する様々な思い込みや決めつけが、知らないうちに言葉や態度に表れ、相手を傷つけていることがあるので、まずは自信の思い込みと決めつけに気づいてもらいます。
(アンコンシャスバイアスの事例)
「男性は〇〇あるべき」
「女性はどうせ妊娠出産するから重要な仕事は任せられない」
「管理職は〇〇して当然」
「最近のゆとり世代は・・」
「あの人は理系だから、あの人は文系だから・・」 - 正しくハラスメントの知識を学んでいかないと、極端な事例では「叱れない」「できるだけ部下と接点を持たない」といった組織が形成されます。指導や指摘をしなくなると組織運営上、リスクが増え、さらには健全な人材育成もできなくなるため、叱り方についても学んでいただきます。
- ケーススタディを学んでいただくことで、新たな気づきにもなるため、当該企業様の実際に起きた事例を「よくあるご質問やケーススタディ」と言った言葉に置き換えてグループごとでディスカッションを行います。
▼受講者の声
- アンコンシャスバイアスは初めて聞いた言葉だったが無意識の偏見が自分にもあることに驚いた。自分の言葉で知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれないので、自分の知識をアップデートし、組織全体がより良くなるように今日学んだことをしっかり活かしていきたい。
- なかなか叱れず、部下とのコミュニケーション方法で悩んでいたので、研修で学んだフィードバック手法を使っていきたいと思った。
- 実際の事例から学べたのがよかった。また、普段はなかなかこうしたことを会社で話し合う機会がないのでお互いの悩みの共有などもできた。
▼講師所感
自分の常識が常に正しいわけではなく、自分にも大切にしているものがあるように、部下にも大事にしていることがあり、それを承認し、配慮しながらコミュニケーションを取っていくべきであることをお伝えしております。その後は、双方向のコミュニケーションをとりながら組織の関係改善が見られているようです。